面白かった。純粋に面白かった。わらった。
これはヒトラーを笑う映画である。
実はひどく人間くさいヒトラー、周囲の視線、敗戦の色を濃くした戦況。
そこに一人のユダヤ人。彼は『善き人のためのソナタ』の人でもありますね。うんすごいよやっぱ。
ラストはいくらイレギュラーなタイプの映画とはいえ、どうしても抗えない歴史の色に塗りつぶされた。
しかし面白かったです。
以下早稲田松竹HPから引用。
わが教え子、ヒトラー
MEIN FUHRER
(2007年 ドイツ 95分 ビスタ・SRD)
■監督・脚本 ダニー・レヴィ■出演 ウルリッヒ・ミューエ/ヘルゲ・シュナイダー/ジルヴェスター・グロート/アドリアーナ・アルタラス/シュテファン・クルト/ウルリッヒ・ナーテン
■2007年サンフランシスコ・ユダヤ映画祭表現の自由賞/2008年ドイツ批評家協会賞最優秀男優賞(ウルリッヒ・ネーテン)
■オフィシャルサイト http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/
1944年12月25日第二次世界大戦終戦も近づいた頃、ナチス・ドイツは連合国との戦いに相次いで敗れ、完全な劣勢に陥っていた。ここで打開案として、宣伝大臣ゲッベルスは1945年1月1日ベルリンにて100万人の市民を前にヒトラー総統(ヘルゲ・シュナイダー)の雄々しいスピーチを撮影し、それをプロバガンダ映画に仕立て国民の戦意を高揚させる計画を立てる。
しかし、肝心のヒトラーは心身を病んで自信喪失。スピーチなどできる状態ではない。そこで5日間でヒトラーを再生させるための教師として選ばれたのが、世界的ユダヤ人俳優「演説の天才」と称されるアドルフ・グリュンバウム(ウルリッヒ・ミューエ)だった。ヒトラーと同じ「アドルフ」の名前を持ち、ユダヤ人であるグリュンバウムは収容所に残された家族と一緒に暮らせることを条件にこの任務を引き受けるが、これは多くの同胞の命を奪ったヒトラーを暗殺するのに絶好の機会である。しかし、演説指導をするうちにグリュンバウムはヒトラーの孤独な一面に触れて、手を出すのをためらい始める。
ヒトラーもまた、グリュンバウムのユーモラスな演説指導に触れて、心を開きはじめる。そして二人の間にはいつしか友情にも似た感情が芽生え始めたのだった。同胞ユダヤの仇を討つべきか、愛する家族を収容所から救い出して生き残るべきか。葛藤するグリュンバウムは演説当日ヒトラーでさえも思いもよらない行動に出る。
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